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ぼすとんてりあ
ボストン・テリア
- BOSTON TERRIER(2019/5/31更新)
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原産地
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アメリカ合衆国
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用途
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コンパニオン
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沿革
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アメリカ原産犬種としては、チェサピーク・ベイ・レトリーバーとアメリカン・フォックスハウンドに次ぐ三番目に古い犬種である。1870年代にボストン市とその周辺に住む人々により、ブルドッグとブル・テリアによって作出された犬種で、当初は現在よりもはるかに大型でボストン・ブルと呼ばれていた。この犬は約23㎏もある大きいものだったが、ボストン・テリアとして小型化されるまでに相当の年月と努力が払われた。1893年にボストン・テリアの第一号がアメリカン・ケネル・クラブに登録された。1927年イギリスとフランスに紹介されたことにより、世界的に知られることとなった。体重区分のある犬種である。
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一般外貌
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快活でたいへん理解力があり、スムース・コートで、短い頭部を持ち、コンパクトな体格で、尾の短い、バランスのよい犬である。色はブリンドル、シール、又はブラックであり、それに規則的なホワイト・マーキングが見られる。頭部は犬のサイズと釣り合いがとれていて、表情はたいへんに聡明さを表す。ボディはやや短く、接合部はしっかりとし、四肢は力強くよい角度で、尾は短く、それらの特徴が目立ちすぎるために全体のバランスが損なわれることはない。洗練されたスタイルで、人には優しく、優雅な身のこなしで、決断力、耐久力があり、活動的である。「バランス、表情及び主体色とホワイト・マーキング」は一般外貌を評価する際に特に考慮しなければならない。
すっきりとした短い背のボディは、スクエアな頭部と顎、及び印象的なマーキングと相まって、たいへんきびきびした、魅力的なこのアメリカの原産犬種とな る。性別で比較すると、牝の構成がわずかに洗練されていることが唯一明瞭な違いである。
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習性/性格
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友好的で、快活な性格である。優れた性格であり、高い知性を有しており、比類ない家庭犬である。
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毛色
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ホワイト・マーキングのあるブリンドル、シール又はブラック。他の部分のクオリティーが等しい場合に限り、ブリンドルが好ましい。(注:シールの定義;日光及び明るい光の下で見た場合赤みがかって見えるが、その他の状況では、ブラックであること)
必要とされるマーキング
ホワイトのマズル・バンド、目の間のホワイトのブレーズ、ホワイトの前胸。
望ましいマーキング
ホワイトのマズル・バンド、目の間と頭部を越える均一なホワイトのブレーズ、ホワイト・カラー、ホワイトの前胸、前肢の一部又は全体、後肢のホックから下 の部分のホワイト。(注:「望ましいマーキング」を持たないからといってペナルティを課すべきではない)
頭部及びボディのホワイトが優勢である場合は、他の部分がこの欠点を補うほど十分な長所を持っていなければならない。
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サイズ
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体重 以下のように分類される。
・6.8kg未満
・6.8~9kg未満
・9~11.35kg
グループ(FCI10グループ)別
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