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ふれんち・ぶるどっぐ
フレンチ・ブルドッグ
- FRENCH BULLDOG(2024/2/9更新)
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原産地
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フランス
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用途
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コンパニオン・ドッグ、トイ・ドッグ
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沿革
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全てのマスティフ・タイプの犬種同様、エピラスやローマ帝国のモロシア犬種に由来すると考えられ、イギリスのブルドッグの祖先やアラン(中世の大型獣猟犬種)、フランスのマスティフや小型タイプのマスティフ犬種とも関連がある。1880年代にパリの下町で熱心なブリーダーの異種交配により作出された。その際、パリの市場の人夫や肉屋、御者に飼われていたが、その特殊な外貌と特徴によって、上流社会や芸術家の世界に受け入れられ、急速に広まっていった。
この犬種の最初のブリード・クラブは、1880年にパリで設立された。最初に登録があったのは1885年で、最初のスタンダードは1898年に作成された。この年は、フランスKCがフレンチ・ブルドッグを公認した年である。ショーに初めて出陳されたのは1887年のことである。
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一般外貌
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小型のモロシアンである。小型のわりに力強く、短く、がっちりしており、全体的にコンパクトである。被毛は滑らかで、しし鼻で、耳は直立し、生まれつき尾は短い。活動的で、知的で、大変筋肉質で、骨格のしっかりしたコンパクトな体躯構成でなければならない。外貌及び歩様において、全体的な調和を損なうような誇張をしてはいけない。
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習性/性格
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社交的、且つ、活発で、遊び好きで、独占欲が強く、鋭敏なコンパニオン・ドッグである。
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毛色
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フォーン、ブリンドル、及びそれぞれの毛色にホワイトの斑があるもの。
ブリンドル:虎柄のような印象を与える、ダークな縞模様が特徴的なフォーンの被毛。濃い縞模様の被毛が地色のフォーンを覆ってはならない。ブラック・マスクの場合もある。わずかなホワイトの斑は許容される。
フォーン:明るいフォーンからダークなフォーンまでの単色。部分的に明るい色が見られる場合もある。ブラック・マスクである場合も、ない場合もあるが、マスクがある方が望ましい。僅かなホワイトの斑を伴うこともある。
ホワイトの斑がある被毛
中程度、または拡大したホワイトの斑があるブリンドル:「パイド」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある色素斑は許容される。
中程度、または拡大したホワイトの斑があるフォーン:「フォーン・アンド・ホワイト」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある色素斑は許容される。
全ての毛色に於いて鼻は常にブラックであり、決してブラウンやブルーではない。ホワイト一色の個体は眼瞼及び鼻がブラックであれば許容されるが、難聴のリスクがあるため繁殖には適さない。
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サイズ
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体高
牡:27cm~35cm 牝:24cm~32cm
上下1cm以内の逸脱は許容される。
体重
牡:9kg~14kg 牝:8kg~13kg
典型的な個体の場合は、500g重くても許容される。
グループ(FCI10グループ)別
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