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ぷーどる
プードル
- POODLE(2024/8/1更新)
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原産地
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フランス
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用途
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コンパニオン・ドッグ
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沿革
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フランス語の「caniche(プードル)」の語源は、牝のアヒルを意味するフランス語の「cane」に由来している。他の国では、この犬の犬種名は水遊びと関連がある。この犬は元来鳥猟に使用されていた。この犬はバルベの子孫であり、その特徴を多く残している。1743年にはこの犬は「caniche」と呼ばれていた。「caniche」とは牝の五色鳥を意味するフランス語である。その後バルベとCaniche(プードル)は徐々に分離していった。ブリーダー達は元来個体を入手しようと努力した。プードルは、人なつこく陽気で忠実な性格から、また4つのサイズ及び様々な毛色から各人が好みに合ったものを選ぶことができることから、コンパニオン・ドッグとして非常に人気を博すようになった。
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一般外貌
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中位のプロポーションで、特徴的な縮れた被毛は巻き毛もしくは縄状毛である。外貌は知的で、常に用心深く且つ活動的で、体躯構成は調和が取れており、優雅で誇らしげな印象を与える。
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習性/性格
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忠誠心、学習能力及び訓練性能で知られており、そのためコンパニオン・ドッグとして非常に適している。
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毛色
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単色:
・ブラック、ホワイト、ブラウン
ブラウンは深みがあり、かなりダークで、均一で、暖かみがあるべきである。
ブラック及びブラウンの被毛にホワイトの斑が入ることは非常に望ましくない。
・グレー、フォーン
ベージュ及びそこから派生した明るい色は認められない。グレーは均一な深い色でなければならず、ブラックやホワイトに寄った色になってはならないが、年齢によってはグレーのシェードが見られることもある。フォーンは均一な色でなければならず、ペール・フォーンからレッド・フォーン、或いはオレンジ・フォーン(アプリコット)まである。眼瞼、鼻、唇、歯茎、口蓋、陰嚢及びパッドにはしっかりと色素が沈着している。
明るいフォーンの犬については、全ての色素沈着はできるだけ暗色であるべきである。グレー及びフォーンの被毛にホワイトの斑が入ることは非常に望ましくない。
その他の毛色:
パーティー・カラー、2色の犬
ホワイトが優勢で、その他の色が不規則に配置されている:
ブラック・アンド・ホワイト
ブルー/グレー・アンド・ホワイト
フォーン・アンド・ホワイト
ブラウン・アンド・ホワイト
(脚またはボディのホワイトの部分にいくつかのパッチが現れることがあるが、目指すものではない。)
明瞭な毛色が優勢で、脚、前胸にホワイトの部分があり、時折、マズル上のマスク及び/または尾の先端にも伴うもの(マントル、タキシード)
背がブラウンのもの
背がブラックのもの
フォーンの被毛がある犬(1色が優勢で、はっきりとしたフォーン・マーキングがある)
フォーン・マーキングのあるブラウン
フォーン・マーキングのあるブラック
必須のフォーン・マーキング:
· 両目の上
· 頬及び耳の内側
· マズルの側面
· 四肢の先端及び内側
· 胸、牡の陰嚢の周り及び牝の外陰部の周り
フォーン・マーキングはチャコールであったり、淡過ぎてはならない。
如何なるホワイトの斑も非常に望ましくない。
トライカラーの犬
ブラック、ホワイト及びフォーン・マーキング。フォーン・マーキングは少なくとも眉、牡の陰嚢の周り及び牝の外陰部にある。
その他の複数色の犬
ブリンドル・アンド・ホワイト
ブリンドル
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サイズ
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スタンダード・プードル
体高 45cm超、60cm以下だが、+2cmまでは許容される。
スタンダード・プードルはミディアム・プードルをそのまま拡大・伸展したもので、同一の特徴を有していなければならない。
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サイズ
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ミディアム・プードル
体高 35cm超、45cm以下。
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サイズ
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ミニチュア・プードル
体高 28cm超、35cm以下。
ミニチュア・プードルはミディアム・プードルを縮小した外貌でなければならず、可能な限りミディアム・プードルと同じプロポーションを保ち、ドワーフィズム(矮小発育症)のいかなる兆候も呈してはならない。
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サイズ
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トイ・プードル
体高 24cm超(-1cmまでは許容)、28cm以下(理想体高:25cm)。
トイ・プードルはミニチュア・プードルの外貌と類似し、全体的なプロポーションも同じであり、犬種標準の全ての点と合致する。
ドワーフィズム(矮小発育症)の傾向が見られるものは全て失格とするが、オクシパットの隆起に限ってはそれほど目立たなくてもよい。
グループ(FCI10グループ)別
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