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ぼーすろん
ボースロン
- BEAUCERON(2019/2/27更新)
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原産地
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フランス
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用途
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シープドッグ及びガードドッグ
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沿革
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フランスの平原に古くからいたシープドッグを19世紀末、”ボース・ドッグ”、”ボースロン”、”レッド・ストッキング”と呼ぶようになった。全て同じタイプで、顔部の被毛は滑らかで、他の部分の被毛は堅く、短毛で、耳は通常断耳されていた。ボディ にはタン・マーキングがあり、とりわけ脚の先に見られた。それが当時のブリーダーがこの犬を”レッドストッキング”と呼んだ所以である。被毛は通常ブラッ ク・アンド・タンであったが、グレーのものや、全体的にブラックのもの、全体的にタンのものさえいた。これらの犬は、羊の群れを率い、守る適正のために、 選択繁殖された。
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一般外貌
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大型で、がっしりし、強健で、力強く、良い構成の犬である。筋肉質であるが、重々しくはない。
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習性/性格
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率直で、怖れを知らない。表情は素直で、意地悪でも、臆病でも、不安げな表情でもない。性格は分別があり、大胆である。
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毛色
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a)「レッド・ストッキング」と呼ばれるブラック・アンド・タン(ブラックにタン・マーキング)。ブラックはたいへん鮮明で、タンはスクエロー・レッド (リスのような赤)である。タン・マーキングは以下の位置にある。
・目の上の斑点。
・マズルの両側面。頬の部分で徐々になくなり、決して耳の付け根まで達することはない。
・胸の前部。2つの斑点があるのが好ましい。
・喉。
・尾の裏側。
・四肢。上に上がるにつれ次第に消えていき、脚の3分の1より上がることはなく、脚の内側についてはそれより僅かに上まで達する。
b)ハールクイン(ブルー・グレーにブラックの斑とタン・マーキング)。グレー・ブラック・アンド・タンで、グレーとブラックは均等で、斑はよく散ってお り、時折ブラックの部分の方が多い傾向にある。タン・マーキングは、ブラック・アンド・タンと同じ位置にある。胸にある若干のホワイトの斑点は許容される。
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サイズ
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体高 牡:65~70cm 牝:61~68cm
グループ(FCI10グループ)別
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