訓練関係規程の改正について (2019年9月1日実施ほか)
2019年9月1日実施
第265回理事会において、訓練関係規程が下記のとおり改正されましたので、お知らせいたします。
なお、いずれも2019年9月1日以降に開催される訓練競技会及び公開訓練試験より実施することといたします。
飛越障害の高さについて
各種の飛越作業の高さは、概ね体高の高さとし、最高70㎝とする。
訓練競技会の重複出陳について
服従スペシャルクラスと重複可能なクラスを変更いたしました。このことにより、重複出陳可能クラスは、以下の通りとなります。
- 家庭犬準初等科・家庭犬初等科・家庭犬中等科・家庭犬準高等科・家庭犬高等科のクラスにおける連続する2つのクラス。
- 家庭犬準初等科・家庭犬初等科・家庭犬中等科・家庭犬準高等科・家庭犬高等科のうちの1つのクラスと、臭気選別・足跡追及・IGPⅠ・IGPⅡ・IGPⅢのうちの1つのクラス。
- 臭気選別と服従スペシャル・足跡追及のうちの1つのクラス。
- 家庭犬中等科・家庭犬準高等科・高等科のクラスのうちの1つのクラス、または臭気選別・足跡追及のクラスのうちの1つのクラスと、オビディエンスⅠ・オビディエンスⅡ・オビディエンスⅢのうちの1つのクラス。
- オビディエンスビギナーⅠ・オビディエンスビギナーⅡのクラスのうちの1つのクラスと、服従スペシャル・団体訓練・オビディエンスⅠ・オビディエンスⅡ・オビディエンスⅢ・IGPⅠ・IGPⅡ・IGPⅢのクラスを除く全てのクラスのうちの1つのクラス。
- 服従スペシャルと家庭犬中等科・家庭犬準高等科・家庭犬高等科・オビディエンスⅠ・オビディエンスⅡ・オビディエンスⅢ・IGPⅠ・IGPⅡ・IGPⅢのうちの1つのクラス。
訓練競技会特別賞決定競技について
2019年9月1日以降に開催される、春季訓練競技大会、秋季訓練競技大会、FCIインターナショナルトライアル、ブロック訓練競技会、ST連合会訓練競技会より、特別賞決定競技の実施課目を次の通りといたします。
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課目は、次の規定課目1課目、及び選択課目4課目の合計5課目で実施する。
規定課目・・・(1) 紐無脚側行進
選択課目・・・(1) 紐付脚側行進
(2) 停座及び招呼
(3) 伏臥
(4) 立止(紐無し)
(5) 常歩行進中の伏臥
(6) 常歩行進中の停座
(7) 常歩行進中の停座及び招呼 ※1
(8) 常歩行進中の伏臥及び招呼
- 実施する5課目は、審査員長が予め決定する。また、各日各賞で異なった課目、あるいは順番とする場合がある。
- 各賞内の決定競技における課目及び実施順は、全犬同じとする。
- 選択課目及び実施順は、各日の朝に発表する。
※1.当課目は特別賞決定競技のみ採用する課目となります。
- したがいまして、これまで通り、特別賞決定競技以外での競技及び訓練試験における自由選択課目としては、「常歩行進中の停座及び招呼」を行うことは出来ません。
- 実施要領は、「常歩行進中の伏臥及び招呼」に準じて、犬に停座を命じるものとなります。
- ガゼット7・8月合併号P50公示の補足事項となります。
2015年12月25日
第243回理事会において、訓練関係規程が下記のとおり改正されましたので、お知らせいたします。
なお、いずれも2016春季訓練競技大会より実施することといたします。
1 競技クラスの廃止
家庭犬大学科、服従作業初等科及び服従作業中等科は、廃止とする。
(ただし、訓練試験としての家庭犬大学科は、従来通り実施します。)
2 新規競技科目
- 新しい競技クラス「服従スペシャル(アマチュア指導手の部と一般の部)」を設ける。
- 服従スペシャルの課目は、次の規定10課目となります。
- ・課目1.紐無し脚側行進
- ・課目2.紐無し立止
- ・課目3.停座及び招呼
- ・課目4.常歩行進中の伏臥及び招呼
- ・課目5.常歩行進中の立止及び招呼
- ・課目6.物品持来
- ・課目7.遠隔・伏臥から停座
- ・課目8.遠隔・立止から伏臥
- ・課目9.速歩行進中の伏臥
- ・課目10.速歩行進中の停座
- 服従スペシャルと重複出陳可能なクラスは、家庭犬中等科、家庭犬準高等科、臭気選別、オビディエンスⅠ、オビディエンスⅡ、オビディエンスⅢのうちの一つとする。
- 服従スペシャルの競技得点が、95%以上の犬に、メジャートレーニングチャンピオンポイントを付与する。
3 トレーニングチャンピオンポイントの改正
家庭犬準高等科に付与するトレーニングチャンピオンポイントは、メジャートレーニングチャンピオンポイントとします。
4 特別表彰の改正
本部訓練競技大会における特別表彰は、次の通りとします。
(アマチュア指導手の部)
服従スペシャル・家庭犬準高等科・家庭犬高等科の3つのクラスのうちの最優秀犬に、理事長賞を付与する。
(一般の部)
服従スペシャル・家庭犬準高等科・家庭犬高等科の3つのクラスのうちの最優秀犬に、特別賞を付与する。
※アマチュア指導手の部及び一般の部における、家庭犬中等科の最優秀犬には、従来通り、特別賞を付与する。
なお、FCIインターナショナルトライアル、ブロック訓練競技会、ST連合会訓練競技会では、従来通り、主催者が定めた2つのクラスの最優秀犬に、それぞれ理事長賞を付与する。
2015年4月20日
【実施要領について】
下記課目の実施要領について、下線部分が変更となります。実施日は、2015年7月1日以降に開催される、公開訓練試験及び訓練競技会からといたします。
(休止)
犬を指示された位置に脚側停座させる。指示により犬に休止を命じ、指示により待てを命じ、犬から離れ、指導手は指示された場所に隠れ、約3分経過後、指示により常歩で犬の左側から後方を通り犬の元へ戻り、指示により脚側停座させて終わる。(競技会では進行上、休止時間を短縮される場合がある。)
(お手・おかわり)
犬を所定の位置に脚側停座させる。指示により指導手は犬と対面し、指示により犬にお手を命じ、犬の片方の手を軽く握り、指示によりおかわりをさせる。指示により手を離し、指導手は直立し節度をつけ、指示により脚側停座させて終わる。 指導手が差し出す手は、片手のみとする。また指導手は体勢、姿勢を変えてはならない。(指導手が犬の手をとりにいくような誘導的態度は減点となる。)
【ラッピングについて】
2015年7月1日以降に開催される訓練競技会より、ラッピングされた状態での出陳を認めることといたします。なお、ラッピングの箇所や数については制限いたしません。
お問い合わせ
一般社団法人ジャパンケネルクラブ 技術事業課
電話 03-3251-1656