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IGPについて

【お知らせ】

IGP・防衛作業におけるソフトスティックの使用について

2023年1月1日以降、防衛作業・負荷能力テストにおいて、防衛ヘルパーはソフトスティックを持ちますが、犬に当てることなく実施することとなります。

IGP(旧IPO)について

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FCI国際訓練試験(IPO)は、FCI執行委員会において、FCI国際作業犬試験(IGP)に名称及び規程が改正され、11月15日開催の第262回理事会において、本会の訓練試験規程も同様に規程改正が承認されました。
なお、施行日は2019年1月1日からとなります。

IGP(アイジーピー)とは、ドイツ語のInternationale Gebrauchshunde Prüfungsordnung(インテルナッツィオナーレ・ゲブラウフスフンド・プリューフングゾルドヌング)の頭文字をとったFCI国際作業犬試験のことで、FCI(国際畜犬連盟)の規程に基づき行われる訓練試験です。この試験における科目及び審査基準は世界共通となっています。

IGPの内容

GPの科目はIGPⅠ・IGPⅡ・IGPⅢと3つあります。
課目は「足跡追及」「服従」「防衛」から成ります。

足跡追及
足跡追及

嗅覚を使って印跡者の足跡を追及します。犬ごとに異なるコースが用意され、コース上の物品を見つける度に指導手に知らせます。ここでは作業の確実性が試されます。

服従
服従

指導手の指示に従い、脚側行進・招呼・ダンベル持来などを行い、指導手への従順性が評価されます。

防衛
防衛

襲撃してくる防衛ヘルパーに怯むことなく攻撃を阻止したり、逃走する防衛ヘルパーの動きを制御したりします。指導手の指示に従いつつも、犬自身の判断力も試される作業です。

この3つの作業を通して犬の作業意欲、勇敢性、従順性、冷静な判断力を見ます。

「足跡追及」「服従」「防衛」の各部門とも100.0点満点で採点し、全ての部門において70点以上得点すれば合格となり、得点に応じた評価がなされます。
FCI国際作業犬試験は、1回の試験において1科目のみ受験可能となっています。
合格しその科目の登録後、経過日数に関わらず、次の科目を受験することが出来ます。

IGPを併催する訓練競技会の会場、または公認訓練所で試験を受けることができます。IGPⅠは生後18カ月1日以上、IGPⅡは生後19カ月1日以上、IGPⅢは生後20カ月1日以上のFCI公認犬種で本会登録犬であれば受験可能です。

【IGPⅠ受験時の注意】
IGPⅠを受験しようとする犬は、BH(ベーハー・同伴犬訓練試験)に合格し、登録されていなければなりません。また、BHの合否に関わらず、全受験結果を訓練手帳に記入することとなりますので、BH試験当日の受付時に訓練手帳を提出してください。

興味のある方は、ぜひ一度見学をお勧めいたします。詳しくは、下記までお問合せください。

FCI国際作業犬試験(IGP)規程

2018年2月のFCI執行委員会において、FCI国際作業犬試験(IGP)に名称及び規程が改正され、2019年1月1日より施行となります。

お問い合わせ

一般社団法人ジャパンケネルクラブ
技術事業課 TEL.03-3251-1656