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- 「公認トリマー規程」及び「トリミング競技会規程」の改正について(2024年4月8日以降)
「公認トリマー規程」及び「トリミング競技会規程」の改正について
規程改正の主要点は下記の通りで、下線部が追加または変更となりますのでご精読ください。なお、当該規程は、2024年4月8日(月)以降に開催される試験並びに競技会より施行します。
【試験・競技会共通事項】
1)名称変更について
スイニング犬種の名称がスパニエル犬種に変更となります。
犬種は、「アメリカン・コッカー・スパニエル」、「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」、「イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル」のままとなりますので変更はありません。
2) クリップの追加について
ショークリップとして、「モダン・クリップ」及び「スカンジナビアン・クリップ(テリア・クリップ)」が追加となります。
【試験】
1)試験で行えるクリップについて
トリマー教士・トリマーA級は、「モダン・クリップ」及び「スカンジナビアン・クリップ(テリア・クリップ)」を除くショークリップで行うこととなります。
トリマーB級・トリマーC級で行うショークリップでは、「モダン・クリップ」及び「スカンジナビアン・クリップ(テリア・クリップ)」を行うことができます。
2)モデル犬のトリミングされていない期間について
トリマー教士・トリマーA級は、試験日前2カ月以上トリミングされていないこととする。
トリマーB級・トリマーC級は、試験日前1カ月以上トリミングされていないこととする。
ただし、プラッキング犬種については、次の通りとします。
- 全ての試験において、ミニチュア・シュナウザー及びスタンダード・シュナウザーは、頭頂部のコート・ワークは試験日1カ月前まで、頭頂部以外は試験日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。また、シザーリングを行う箇所は、トリマーB級・トリマーA級・トリマー教士試験においては、試験日前2カ月以上トリミングされていないこと、トリマーC級試験においては、試験日前1カ月以上トリミングされていないこととする。
- アイリッシュ・テリア、エアデール・テリア、レークランド・テリア、ウェルシュ・テリア及びワイアー・フォックス・テリアは、全ての試験において、ベリー・ショートの部分(フラット・ワークの箇所、耳、チークから顎・喉・前胸、テール裏面、尻、後肢内側)は、試験日2週間前まで行うことができる。トリマーA級・トリマー教士試験において、その他の箇所は、試験日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。
いずれの場合も作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。 - スコティッシュ・テリア、シーリハム・テリア及びウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、トリマーA級・トリマー教士試験において、試験日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。
【競技会】
1)競技会で行えるクリップについて
A組・B組は、「モダン・クリップ」及び「スカンジナビアン・クリップ(テリア・クリップ)」を除くショークリップで行うこととなります。
C組・D組・E組で行うショークリップでは、「モダン・クリップ」及び「スカンジナビアン・クリップ(テリア・クリップ)」を行うことができます。
2)モデル犬のトリミングされていない期間について
1.トリミング競技大会(本部主催)における全組出場者・ブロック競技会A組・B組出場者は、開催日前2カ月以上トリミングされていないこととする。
ただし、プラッキング犬種については、次の通りとします。
- ミニチュア・シュナウザー及びスタンダード・シュナウザーは、頭頂部のコート・ワークは開催日1カ月前まで、頭頂部以外は開催日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。また、シザーリングを行う箇所は、開催日前2カ月以上トリミングされていないものとする。
- アイリッシュ・テリア、エアデール・テリア、レークランド・テリア、ウェルシュ・テリア及びワイアー・フォックス・テリアは、ベリー・ショートの部分(フラット・ワークの箇所、耳、チークから顎・喉・前胸、テール裏面、尻、後肢内側)は、開催日2週間前まで行うことができる。その他の箇所は、開催日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、いずれの場合も作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。
- スコティッシュ・テリア、シーリハム・テリア及びウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの犬種は、開催日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。
2.ブロック競技会C組・D組出場者・養成機関競技会全組・協力機関競技会出場者は、開催日前1カ月以上トリミングされていないこととする。
ただし、プラッキング犬種については、次の通りとします。
- ブロック競技会C組出場者におけるミニチュア・シュナウザー及びスタンダード・シュナウザーの犬種のシザーリングを行う箇所は、開催日前2カ月以上トリミングされていないものとする。
- ブロック競技会C組出場者及びD組出場者におけるアイリッシュ・テリア、エアデール・テリア、レークランド・テリア、ウェルシュ・テリア及びワイアー・フォックス・テリアの犬種は、ベリー・ショートの部分(フラット・ワークの箇所、耳、チークから顎・喉・前胸、テール裏面、尻、後肢内側)は、開催日2週間前まで行うことができる。ただし、いずれの場合も作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。
- スコティッシュ・テリア、シーリハム・テリア及びウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの犬種は、開催日1カ月前までコート・ロールを行うことができる。ただし、作業前の状態と作業終了後の状態が明確に分かる程度とする。
お問い合わせ
一般社団法人ジャパンケネルクラブ 技術事業課
03-3251-1656