訓練士資格・オビディエンスに関わる規程改正について
【訓練練士資格取得について】
訓練練士資格取得試験における受験資格の条件として、下線部分が追加となりました。訓練競技会出場記録は訓練実務確認書に必要事項を記入し、受験者自身で管理していただく事となりますので、訓練士資格取得試験受験希望の方は、技術事業課までご連絡ください。追って、訓練実務確認書をご送付いたします。なお、訓練競技会出場記録は過去に出場した記録も含むこととします。
- 年齢満18歳以上で、1年以上クラブに在籍し、公認訓練所の所員として登録され、入会以降、かつ、公認訓練所に在籍中に、指導手として行った訓練試験で登録されたものが5頭(5頭は異なった犬で、少なくともその内3頭はCDI以外の合格犬であること)以上、かつ、指導手として異なる訓練競技会に3回以上出場した者。ただし、試験の受験は入会した日の翌々年の同月に行われる試験から受験することができる。
- 年齢満18歳以上、かつ、2年以上クラブに在籍し、入会以降に、指導手として行った訓練試験で登録されたものが10頭(10頭は異なった犬で、少なくともその内5頭はCDI以外の合格犬であること)以上、かつ、指導手として異なる訓練競技会に3回以上出場した者。ただし、試験の受験は入会した日の翌々年の同月に行われる試験から受験することができる。
- 訓練準士補、または訓練士補資格を取得してから2年以上経過し、訓練準士補、または訓練士補取得後の指導手として行った訓練試験で登録されたものが3頭(3頭は異なった犬で、少なくともその内2頭はCD1以外の合格犬であること)以上、かつ、指導手として異なる訓練競技会に3回以上出場した者。
【オビディエンスについて】
1.競技クラスにオビディエンスビギナーⅡを制定し、2014春季訓練競技大会より採用いたします。実施要領につきましては、こちら >>>をご覧ください。
- 課目1.犬と対面しての30秒間の停座(声符のみ)
- 課目2.犬と対面しての1分間の伏臥(声符のみ)
- 課目3.紐付き脚側行進(声符のみ)
- 課目4.紐無し脚側行進(声符のみ)
- 課目5.行進中の伏臥及び招呼(声符のみ)
- 課目6.前進(声符及び視符)
- 課目7.遠隔操作(声符及び視符)
- 課目8.扱い方 人/犬
2.オビディエンスビギナーⅡにおけるトレーニングチャンピオンポイントの交付について
オビディエンスビギナーⅡの競技得点の80%以上(168点以上)の犬に交付するトレーニングチャンピオンポイントは次のとおりとする。
- 訓練競技大会(本部主催)・・・・・・・・・・・5ポイント
- FCIインターナショナルトライアル・・・・・・5ポイント
- ブロック訓練競技会・・・・・・・・・・・・・3ポイント
- ST連合会訓練競技会・・・・・・・・・・・・3ポイント
- クラブ訓練競技会・・・・・・・・・・・・・・2ポイント
3.オビディエンスビギナーの名称をオビディエンスビギナーⅠと改称します。また、課目6.扱い方 人/犬の実施要領を以下のとおり変更します。
課目6.扱い方 人/犬
指導手と犬との調和と稟性
4.オビディエンスチャンピオン並びにオビディエンスグランドチャンピオンを制定しました。
【オビディエンスチャンピオン登録について】
- オビディエンスチャンピオン登録資格は、訓練競技会におけるオビディエンスビギナーⅠ、オビディエンスビギナーⅡ、オビディエンスⅠ、オビディエンスⅡ、オビディエンスⅢでトレーニングチャンピオンポイントを20ポイント以上取得した犬に与えられる。
- 取得したトレーニングチャンピオンポイントのうち2枚以上は、オビディエンスⅠ以上で取得したものでなければならない。
- DNA登録がされてなければならない。
【グランドオビディエンスチャンピオン登録について】
- グランドオビディエンスチャンピオン登録資格は、訓練競技会におけるオビディエンスⅠ、オビディエンスⅡ、オビディエンスⅢでトレーニングチャンピオンポイントを60ポイント以上取得した犬に与えられる。
- 取得したトレーニングチャンピオンポイントのうち、オビディエンスⅡ並びにオビディエンスⅢを各1枚以上で取得したもの、またはオビディエンスⅢを2枚以上で取得していなければならない。
- オビディエンスチャンピオン登録を完了していなければならない。
5.オビディエンスⅠに出陳する犬は、CDⅡ以上の家庭犬訓練試験に合格し、登録していなければなりませんでしたが、この規程を廃止します。
作成:2014-2-26
お問い合わせ
JKC技術事業課 電話03-3251-1656