イタリア

トリュフ・ドッグ

コマッキョの低地及びラベンナの湿地帯に古くからいるレトリービング・ウォーター・ドッグである。何世紀もの間に広大な湿地帯は干拓され、耕作地へと変化していった。後にこの犬種はウォーター・ドッグからロマーニャ地方の開けた土地や丘陵に於ける素晴らしいトリュフ探索犬となった。

小型から中型の犬で、良く釣り合いが取れ、力強い体躯構成をしている。外貌は素朴で、ウーリーな質感の巻き毛が密生している。

生まれつき探索能力に優れており、その素晴らしい嗅覚によりこの犬種は卓越したトリュフ探索犬となっている。
以前の狩猟本能は遺伝子選択によって修正されたため、獲物の臭いが作業に影響を与えることはない。この犬種は従順で、多くを要求せず、感覚が鋭く、愛情深く、飼い主との絆を強くもち、訓練も入りやすい。素晴らしいコンパニオンであり、また優秀な番犬でもある。

オフホワイトの単色、ホワイトの地色にブラウンまたはオレンジのパッチがあるもの、オレンジ・ローン、ブラウン・ローン、様々な色調のブラウンにホワイトの斑があるもの、ないもの、オレンジにホワイトの斑があるもの、ないもの。マスクがブラウンからダーク・ブラウンの犬もいる。様々な色調のタン・マーキングは許容される。