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世界の犬
9G:愛玩犬

ろしあん・とい ロシアン・トイ
- RUSSIAN TOY(2019/5/31更新)

ロシアン・トイ

ロングへアード

ロシアン・トイ

スムースへアード

原産地

ロシア

用途

コンパニオン・ドッグ

沿革

20世紀初頭、トイ・マンチェスター・テリアはロシアで最も人気のあるトイ・ドッグの1つであった。しかし、1920~1950年の間、純血のトイ・テリアの繁殖は殆ど行われず、頭数も危機的なレベルまで減少した。50年代半ばになって初めてロシアのブリーダー達はこの犬種の復興に乗り出した。トイ・テリアのために作成されたスタンダードは、トイ・マンチェスター・テリアのものとは多くの面で異なっていた。このときからロシアにおけるこの犬種の発展は独自の道を歩むこととなった。
1958年10月12日、2頭のスムースヘアードの犬(うち1頭は僅かに長い被毛であった)から、耳及び四肢に素晴らしいフリンジを持つ牡が誕生した。この特徴を保持することが決まった。この牡は僅かに長い被毛の牝と掛け合わされた。こうしてロシアン・トイのロングヘアード・バラエティーが誕生した。これらの犬はモスクワ・ロングヘアード・トイ・テリアと呼ばれた。
隔絶された状況での、発展の長い期間中に明確に行われた選択によって、ロングヘアード及びスムースヘアードという2つのバラエティーを持つロシアン・トイという新犬種が誕生した。

一般外貌

小型の優雅な犬で、活き活きとしており、華奢な骨と引き締まった筋肉を持つ、長脚の犬である。性差は極僅かである。

習性/性格

活動的で非常に陽気で、臆病でも攻撃的でもない。牡と牝の行動には明確な違いがある。

毛色

ブラック・アンド・タン、ブラウン・アンド・タン、ブルー・アンド・タン。
あらゆるレッドのシェードにブラックもしくはブラウンのオーバーレイがあるものとないもの。全ての毛色において、よりシェードの鮮やかなものが好ましい。

サイズ

体高 牡牝共に20~28cm(許容範囲±1cm)
体重 牡牝共に3kgまで

グループ(FCI10グループ)別

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