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世界の犬
9G:愛玩犬
ちべたん・すぱにえる
チベタン・スパニエル
- TIBETAN SPANIEL(2019/4/15更新)
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原産地
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チベット(中国)
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用途
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コンパニオン・ドッグ
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沿革
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ヨーロッパに最初に紹介されたのは、15世紀のころといわれ、チベット地方に非常に古くからいた犬種のようだが、文献もなく、この犬種の研究が十分でないため、くわしいことは分かっていない。しかし、ペキニーズと相似点が多く、同じ祖先から派生したものと思われ、チベタン・スパニエルが自然状態のままで現在に至ったのに対し、ペキニーズは厳しい選択繁殖の結果、両者に大きな差異を生じたと考えるべきであろう。チベットでは主に僧院で飼育され、歴代のダライ・ラマ(ラマ教の教主)にも可愛がられたという。
イギリスには、20世紀初めに輸入され、クラブが設立されて犬種標準が定められ、各国でも飼育されるようになった。チベタン・スパニエルは、別名プレイヤー・スパニエルとも呼ばれ、これはラマ教の信者がお経の入ったガラガラ状の輪転佛具(プレイヤー・ホイール)をこの犬に回させたことからきている。
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一般外貌
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小さく、活発で、敏活である。外貌はバランスがよく取れており、体高よりも体長の方が僅かに長い。
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習性/性格
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陽気で、自信があり、たいへん理解力があり、見知らぬ人に対してはよそよそしい。注意深く、忠実だが、自立心も強い。
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毛色
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あらゆる毛色やそれらの毛色のミックスが許容される。
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サイズ
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体高
おおよそ25.4cmである。
理想体重
4.1~6.8kgである。
グループ(FCI10グループ)別
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