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世界の犬
8G:7グループ以外の鳥猟犬
ふぃーるど・すぱにえる
フィールド・スパニエル
- FIELD SPANIEL(2019/5/31更新)
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原産地
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イギリス
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用途
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フラッシング・ドッグ及びレトリーバー・ドッグ。鳥猟犬や郊外居住者の家庭犬として理想的である。都市には適さない。
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沿革
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最も古いランド・スパニエル種で、スパニエルの典型である。
ひところ、全ての狩猟スパニエルの一族をフィールド・スパニエルと呼んでいた。野猟の作業をよくこなすスパニエルで、1892年以降は体重11㎏を境に2つに分けられ、大きい方をフィールド・スパニエル、小さい方をスモール・フィールドと呼び、後者はコッカー・スパニエルの前身である。サセックス・スパニエルの血を繰り返し使用し、19世紀後半に、より長く丈の低い体形が出現してショー・リングで一時人気を博した。20世紀に入る頃には太り過ぎ、長すぎ、猟野で役に立つとは到底思えないほど脚が短かった。1930年代と第2次世界大戦中には劇的に衰退し、1960年を迎えるまでには殆ど絶滅寸前となり、現在の全てのフィールド・スパニエルがたった4頭の犬の直系の子孫ばかりになるほどであった。しかし熱烈な支持者の努力により、1995年の英国クラフト展では100頭の出陳を見るまでに復活した。
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一般外貌
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均整が取れ、気品があり、すらりとした鳥猟用のスパニエルである。活動的で耐久力のある体躯構成である。
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習性/性格
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たいへん従順で、活発、敏感で、自立心が強い。
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毛色
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ブラック、レバー、ローン、及び、そのいずれかにタン・マーキングが入っているもの。単色の犬については、胸にホワイト又はローンが入っていても許容される。クリアブラックや、レバーで胸以外にホワイトが入っているものは許容されない。
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サイズ
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体高 約45.7cmである。
体重 18~25kgである。
グループ(FCI10グループ)別
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