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じゃーまん・しょーとへあーど・ぽいんたー
ジャーマン・ショートヘアード・ポインター
- GERMAN SHORTHAIRED POINTER(2019/2/27更新)
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原産地
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ドイツ
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用途
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鳥猟犬
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沿革
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ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの歴史は網を用いる鳥猟に始まり、特に地中海沿岸の国々で用いられた。また、鷹との狩猟にも用いられた。この犬種はフランス、スペイン、フランダースを経由し、ドイツの宮廷でも見られるようになった。これらの犬の最も顕著な特徴はポインティングである。1750年に最初の二連式の銃が作られてから、ポインティング・ドッグは更に必要とされるようになった。犬の目の前で〈飛んでいる鳥〉を撃ち、これが、単なるポインティング・ドッグから様々な用途のガンドッグに移行した始まりである。
この犬種の体躯構成や発展の元となる土台を築くため、1897年にスタッドブックが発行され、これに続いて、スタンダードと狩猟のための簡単なトライアル規程が編集された。今日のジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、精密なスタンダードやトライアル規程によっている。スタンダードには様々な用途の狩猟犬としてのジャーマン・ショートヘアード・ポインターの本質・体躯構成等が規程されており、年老いてもなお狩猟活動ができるのである。
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一般外貌
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高貴で、バランスの取れた外貌をしており、体躯構成は力強さと耐性、スピード感を感じさせる。誇り高い態度、滑らかなアウトライン、乾燥した頭部、よく保持された尾、丈夫で光沢のある被毛、リーチの十分な調和の取れたストライドにより高貴さが強調されている。
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習性/性格
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堅実であり、バランスが取れ、信頼がおけ、気質は抑制的で、神経質でもなければシャイでもなく、攻撃的でもない。
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毛色
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・マーキングがないブラウンの単色。
・胸や脚に小さなホワイトのマーキングや斑があるブラウン。
・頭部がブラウンで、ブラウンの斑や点があるダーク・ブラウン・ローン。この色はブラウンが大半にホワイトが幾分混じっていたり、ホワイトが大半にブラウンが幾分混じっていたりするものではない。全体的に均一に徹底的にブラウンとホワイトが混交したもので、狩猟時には目立たない。後脚の内側や尾の先端はより明るい色である。
・ブラウンヘッドでボディにブラウンの斑や点があるか斑の全くないライト・ブラウン・ローン。この色は、ブラウンよりもホワイトの占める割合が大きい。
・ホワイトの毛色で、頭部にブラウンのマーキングや斑、点のあるもの。
・ブラックの毛色が、ブラウンやブラウン・ローンと同じ色調のもの。
・イエロー・タンのマーキングは許容される。
・ブレーズや小斑、点の入った垂唇は許容される。
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サイズ
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体高牡:62~66cm 牝:58~63cm
グループ(FCI10グループ)別
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