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世界の犬
5G:原始的な犬・スピッツ
のるうぇじあん・えるくはうんど・ぐれー
ノルウェジアン・エルクハウンド・グレー
- NORWEGIAN ELKHOUND GREY(2019/2/27更新)
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原産地
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ノルウェー
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用途
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ヘラジカ猟のための猟犬
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沿革
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非常に古い犬種で、スカンジナビア半島に起源を発した動物の中で最古の一つといわれている。8世紀頃からノルウェーにいたノルマン人がスカンジナビア山脈の大鹿(エルク・大きな枝角で有名)狩りに用いたり熊狩りに使用した。また冬期にはそり犬ともなった。羊やその他の家畜の番もしたが、優れた嗅覚から鳥猟犬としても利用された。ヴァイキングが遠征するとき必ず連れていったともいわれている。
1878年英国に紹介されたが普及するまでに至らなかった。しかし、1920年代にクラブが設立され、以後世界中に知られるようになった。
スピッツ族の一種であり、「ノルウェーの大鹿猟犬」がそのまま犬種名となっている。
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一般外貌
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典型的なスピッツである。引き締まった短いボディをもつスクエアな体躯構成である。弾力性があり、頸は十分に上がる。立ち耳である。被毛は厚く、豊富であるが、剛毛であったり、長くない。尾は背上にしっかりとカールする。
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習性/性格
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恐れをなさず、エネルギッシュで勇敢である。
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毛色
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グレーで様々な色調がある。この毛色は、上毛の毛先が黒いことによる。胸、腹、脚及び尾の裏側、尾の付け根下並びに 「ハーネス・マーキング」は、より明るくなる。ハーネス・マーキングは5cmほどの幅広い縞でキ甲から肘にかけてあり、この場所では上毛の毛先の黒はなくなる。耳及びマズルの前方はダーク(ダーク・マスク)である。目から耳の付け根にけてのダークな線はマスクの範囲を定める。下毛は明るいグレーである。
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サイズ
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理想体高 牡:52cm 牝:49cm
グループ(FCI10グループ)別
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