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血統証明書への記載(股関節形成不全症(HD))
JAHDによる股関節の評価は、右股関節と左股関節のそれぞれに対し、0〜45のポイントを与えるもので、異常の度合いが高いほど、このポイントが大きくなります。
JAHDでは、国際畜犬連盟(FCI)の定めるA〜Eの5段階評価に従って、評価ポイントを5段階に換算し、「股関節評価報告書」に記載します。
FCIの規定による評価 | JAHDの評価ポイント | |
---|---|---|
A | 股関節形成不全症の兆候なし | 0 〜 4 |
B | ほぼ正常な股関節 | 5 〜 11 |
C | 軽度の股関節形成不全症 | 12 〜 15 |
D | 中度の股関節形成不全症 | 16 〜 20 |
E | 重度の股関節形成不全症 | 21 〜 45 |
記載内容の見方
評価は、右股関節と左股関節のそれぞれについて行われることから、左右の評価が同一でなかった場合、5段階評価ではポイントが大きい方(股関節の関節炎やゆるみの度合いが大きい方)の股関節評価が採用されます。
上記例の場合
右が08でB評価、左が12でC評価であるため、血統証明書への記載はCとなります。