犬種標準及びバラエティー区分の変更に伴う犬籍上の取扱いに関する事項

1. 犬種標準の改正に伴い、2011年9月1日以降の登録から、毛色・毛種欄に（S）＝シュトックハール（直杖毛）または（L）＝ラングシュトックハール（長直杖毛）の毛種記号を記載することができます。

①毛種記号が記載されていない登録犬にシュトックハール（S）またはラングシュトックハール（L）の記載を行う場合は、繁殖者だけでなく所有者からの訂正申請も可能です。

②ただし、記載済みの毛種を訂正する場合は、繁殖者からの訂正申請が必要となります。

③一胎子登録や名義変更が同時であれば無料となりますが、毛種記号の追記のみの場合800円が必要となります。

2. 2012年1月1日以降交配の一胎子登録については、シュトックハール（S）の記載がある登録犬同士、またはラングシュトックハール（L）の記載がある登録犬同士の交配のみの登録となります。
（シュトックハール（S）とラングシュトックハール（L）の交配による登録は受け付けられません。）

①一胎子の両親犬が毛種記号を未記載の場合は、訂正申請をされるか、それぞれの所有者名で、シュトックハール（S）またはラングシュトックハール（L）のいずれかである旨を記載した文書を添付してください。

②親犬の毛種を記した文書添付による一胎子登録を行った場合、当該親犬については、本会の犬籍に毛種記号が記録されます。従って、後日、名義変更等により親犬の血統証明書が再作成された場合には、血統証明書にもその毛種記号が記載されます。

2011年9月1日以降の登録から、毛色・毛種欄に（S）＝スムースまたは（L）＝ロングの記号を記載することができます。

1. メキシカン・ヘアレス・ドッグについては、2011年9月1日以降に発行（登録だけでなく名義変更等による出し直しを含む）される血統証明書について、犬種名がショロイツクインツレに変更されます。

2. ショロイツクインツレについては、これまで犬種記号XCで登録してきましたが、2011年9月1日以降の登録から、サイズバラエティーにより、スタンダードはXCS、インターミディエイトはXCI、ミニチュアはXCMで登録されます。（ただし、血統証明書上の犬種名はサイズバラエティーにかかわらず、ショロイツクインツレと記載されます。）

3. サイズの異なるバラエティー間の交配によって生まれた子犬は、大きい方のサイズバラエティーでの登録となります。

4. サイズバラエティーの変更については、ダックスフンド及びプードルと同様の取り扱いとなります。

①バラエティー変更のための計測基準

②2011年12月末までの登録犬についてサイズバラエティーを変更した場合、犬種記号だけでなく番号も変更されます。

③2012年1月以降の登録犬については、登録時にサイズバラエティーをまたがって登録番号を付加するため、サイズバラエティーを変更した場合、犬種記号のみが変更され、番号は変更されません。

5. 2011年9月1日以降、毛色・毛種欄に（H）＝ヘアレスまたは（C）＝コーテッドの記号を記載することができます。

1. ペルービアン・ヘアレス・ドッグについては、これまで犬種記号PRで登録してきましたが、2011年9月1日以降の登録から、申請に基づいてサイズバラエティーにより、ラージはPRL、ミディアムはPRD、ミニチュアはPRMで登録されます。（ただし、血統証明書上の犬種名はサイズバラエティーにかかわらず、ペルービアン・ヘアレス・ドッグと記載されます。）

2. サイズの異なるバラエティー間の交配によって生まれた子犬は、大きい方のサイズバラエティーでの登録となります。

3. サイズバラエティーの変更については、ダックスフンド及びプードルと同様の取り扱いとなります。

①バラエティー変更のための計測基準［「犬種標準」とは異なります］

②2011年12月末までの登録犬についてサイズバラエティーを変更した場合、犬種記号だけでなく番号も変更されます。

③2012年1月以降の登録犬については、登録時にサイズバラエティーをまたがって登録番号を付加するため、サイズバラエティーを変更した場合、犬種記号のみが変更され、番号は変更されません。

ノルウェジアン・エルクハウンドについては、2011年9月1日以降に発行（登録だけでなく名義変更等による出し直しを含む）される血統証明書について、犬種名がノルウェジアン・エルクハウンド・グレーに変更されます。
尚、ノルウェジアン・エルクハウンド・ブラックは別犬種となりますので、ご注意ください。