犬種標準の改正について (2023 年11月2 日時点)

犬種標準(スタンダード)の改正について

2023年11月2日に開催された第291回理事会において、下記犬種の犬種標準が改正されましたので、お知らせします。
犬種標準とは、それぞれの犬種の理想像を作りあげて記述したものであり、ドッグショーの出陳並びに計画繁殖する犬の参考にするものです。
この事項から外れることがあっても、その犬種として、家庭の良き伴侶として飼育されることに問題はありません。

9G  フレンチ・ブルドッグ 、 パグ

フレンチ・ブルドッグの改正部分

改 正現 行
■重要な比率体長(肩端から尻までの長さ)は体高を若干上回る。
ショート・フェイス。
体長(肩端から尻までの長さ)は体高を若干上回る。
マズルの長さは頭部の長さの約6分の1である。
■頭 部□顔 部
マズル
短く、幅広で、対称的な襞ができる。

顎/歯
幅広く、力強い顎。
下顎は上顎の前に突き出しており、上向きである。…
□顔 部
マズル
たいへん短く、幅広で、対称的な襞ができる。

顎/歯
幅広く、力強い。
下顎は上顎の前に突き出しており、上向きである。…
■歩 様前望しても、後望しても、脚はボディの正中面に対して平行に動く。自由で、後脚の推進力が良い歩様である。前望しても、側望しても、脚はボディの正中面に対して平行に動く。自由で、力強く、滑らかな歩様である。
■被 毛□毛 色
中程度、または拡大したホワイトの斑があるブリンドル:「パイド」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある色素斑は許容される。
中程度、または拡大したホワイトの斑があるフォーン:「フォーン・アンド・ホワイト」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある色素斑は許容される。
□毛 色
ホワイトの斑があるブリンドル:「パイド」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある斑は許容される。

ホワイトの斑があるフォーン:「フォーン・アンド・ホワイト」と呼ばれるこの毛色は、斑が全体に分散されているのが理想的である。若干の皮膚にある斑は許容される。
■欠 点
ブリンドル及びフォーンの毛色で明るい色の爪。
ローチ・バックでないもの。

明るい色の爪。
(追加)
■重大欠点(削除)
・長過ぎるマズルまたは短すぎるマズル。
・口が閉じている時に舌が見えるもの。
・明るい目(ホーク・アイ)。
(削除)
・唇、鼻、眼瞼、眼縁の色素が過度に抜けているもの。
・ピンサー・バイト。
アーチ・バック(キャメル・バック)。
オーバータイプのもの。過度な犬種の特徴。
・長過ぎるマズルまたは短すぎるマズル。
・口が閉じている時に舌が見えるもの。
・明るい目(ホーク・アイ)。
キ甲から腰に欠けて水平なトップライン。
・唇、鼻、眼瞼、眼縁の色素が過度に抜けているもの。
・ピンサー・バイト。
(追加)

パグの改正部分

改 正現 行
■一般外貌明らかにスクエアで、コビーで、「入れ物は小さくても内容は豊富」である体躯はコンパクトで、引き締まったプロポーションで、筋肉は堅く、決して脚が短かったり、長く見えたりしてはらなない。明らかにスクエアで、コビーで、「入れ物は小さくても内容は豊富」である体躯はコンパクトで、引き締まったプロポーションで、筋肉は堅く、決して脚が短かったり、痩せていたり、長く見えたりしてはらなない。
■ボディ短く、コビーである。堅固な筋肉質であるべきである。サブスタンスと過体重を混同してはならない。短く、コビーである。
■失 格・肉体的、精神的に明らかに基準外であるもの。・肉体的または行動的に明らかに異常なもの。

お問い合わせ

「犬種標準の改正について」は、学術教育課まで
お問合わせください。

03-3251-1657

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