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最終更新日 2025年03月05日
イギリス
フラッシング・ドッグ
もともとイギリスのサセックス州で多数飼育されていたためにこの犬種名が付いた。犬種の由来は少なくとも18世紀まで遡ることができ、19世紀の雑誌はサセックス・スパニエルのことをよい実猟犬であると評している。
サセックスの地主階級に育成されたこの犬種に関して、ストーンヘンジ(J.H.ウォルシュの筆名)は「サセックスは鐘の如く冴えた朗々たる啼きをもって狩 るという点で、他のスパニエルとは一線を画している」と記している。
19世紀末までにサセックスの人気は衰えたが、モーゼス・ウーランドとキャンベル・ニューウィントンという二人の繁殖家がこの犬種の救済、改良に大きく貢献した。1920年代にはジョイ・スコールフィールドがサセックスの繁殖に着手し、現在のサセックスの基盤を成した。
現在ではショーにおいても次第に人気が上がっており、またフィールドでも昔同様に活躍している。
重量感があり、力強い体躯構成をしている。活動的で、活力に満ちた犬。明確なローリングはこの犬種の特徴的な歩様であり、どのスパニエルとも異なっている。
生来作業能力が高く、作業時は繁茂した茂みの中でも獲物の臭いを嗅ぎつけて吠える。優しい気質で、攻撃性のあるものは非常に好ましくない。
鮮やかなゴールデン・レバーで、毛先にはゴールドまでのシェードがあり、ゴールドが優勢である。ダーク・レバーおよびピュースは好ましくない。
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