グループ(FCI10グループ)別
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最終更新日 2025年03月05日
[絵:Mr.M.Sordot(フランス)]
フランス
適度な広さの猟場で銃を用いるハンターにとっては申し分ない協力者である。全てのセントハウンド・バセットの中で最も素早く、粘り強く、勇敢で、少々頑固であるため、若い時に躾に慣れさせる必要がある。
全てのバセット種が大型のハウンドから作出されたように、グランド・バセット・グリフォン・バンデーンはグランド・グリフォンが基礎となる。
最初の選択繁殖は19世紀中頃に「ストレート・レッグ」の個体を探していた d’Elva 伯爵によって行われた。
しかしながら、このタイプが固定したのは ポール・ドゥザミー氏によるところが大きい。氏は野ウサギを捕えるためには、特定のサイズの犬が必要であると考えサイズを約43cmに固定した。
今日は主に銃を用いる狩猟で使用されており、ウサギからイノシシに至るまで毛で覆われた獲物を狩る能力を持つ。
野ウサギを狩猟する第5回ヨーロピアン・カップで、グランド・バセットのチームが優勝している。
全体的に若干長く、真っ直ぐな前肢であり、バセット種の低い構成をしている。しかしながら、長過ぎや低過ぎであってはならず、バランスが取れており、優雅である。
[習性]素早く、良く通る吠え声を持ち、熱心なハンターである。また、勇敢で、イバラの茂みや雑木林も厭わない。
[性格]少々頑固ではあるが、行儀は良い。主人の訓練次第である。
ブラックの地色にホワイトの斑(ホワイト・アンド・ブラック)。ブラックの地色にタンのマーキング(ブラック・アンド・タン)。ブラックの地色に明るいタンのマーキング。フォーンの地色にホワイトの斑(ホワイト・アンド・オレンジ)。フォーンの地色にブラックのマントルとホワイトの斑(トライカラー)。フォーンの地色にブラック・オーバーレイ。ペール・フォーンの地色にブラック・オーバーレイで、ホワイトの斑がある。ペール・フォーンの地色にブラック・オーバーレイ。伝統的な呼び名:ヘア・カラー(野ウサギ色)、ウルフ・カラー(オオカミ色)、バジャー・カラー(アナグマ色)、ワイルド・ボア・カラー(イノシシ色)。
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