紀州

KISHU

最終更新日 2025年04月15日

FCIスタンダードNo.318

原産国

日本

用途

家庭犬

沿革

紀元前の古くからいた中型犬が祖先で、紀州地方 (和歌山県、三重県)の山岳地帯で作出固定された。当初は斑毛や有色(赤、胡麻、虎)被毛が多くみられたが、1934年に毛色に関する統一が図られた結果、1945年以降は斑毛は見受けられないようになった。現在では白色被毛の多いことが特徴である。猪を主とした獣猟犬で、一時は鹿狩りにも用いられた。その地方名が犬種名となった。1934年に天然記念物の指定を受けている。

一般外貌

均整の取れた筋肉の良く発達した中型犬で、立ち耳と巻き尾または差し尾である。頑健な骨格で、よく引き締まっている。

習性/性格

大変忍耐強く、素朴感の中に、気品と精悍さを有している。性格は忠実、従順で、警戒心に富む。

毛色

白、赤、胡麻。

サイズ

体高
牡:52㎝
牝:49㎝
それぞれ上下各3㎝までとする。

グループ(FCI10グループ)別

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