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最終更新日 2025年04月08日
ドイツ
家庭犬、サービス犬及び作業犬
ロットワイラーは最古の犬種の一つであると考えられ、その起源はローマ時代までさかのぼる。この犬種は家畜の番犬および追い立てる犬として飼育され、ローマ軍とともにアルプス山脈を越え、人間を護衛し家畜を追い立てた。ロットワイル地方で、この犬種はその土地固有の犬と自然な交配を行った。今日のロットワイラーの主な仕事は家畜を追い立て、主人を護衛しまた財産を守ることである。犬種名はロットワイルの旧自由市から名付けられ、「ロットワイルの肉屋の犬」として知られてきた。やがて警護犬及び追い立てる犬から、次第に牽引犬として使用されるまでに発達し、20世紀初頭には警察犬として試験され、警察犬として大変適性があることが明らかになり、1910年には警察犬として正式な承認を受けた。
ロットワイラーのブリーダーはあふれる体力と鮮明な濃いタン・マーキングのある黒い被毛を持つ犬を繁殖するように努めている。力強さを感じさせる外観は高 貴さを欠くことなく、とりわけ家庭犬、サービス犬並びに作業犬として最適である。
ロットワイラーは大型犬と中型犬の中間に位置し、頑強で、重々しかったり、軽々しくはみえず、ひょろ長く又やせたようにも見えない。完全に釣り合いがとれており、コンパクトで、力強い体格は優れた力と俊敏性及び耐久性を備えている。
気立てがよく、基本的な性格は落ち着いており、子供好きで、非常に忠誠心があり、従順で、素直で熱心に作業をする。外観は気取らず、素朴で、振る舞いは自信に満ち、しっかりし、恐れを知らない。非常に用心深く周囲に反応する。
ブラックで、鮮明なタン・マーキングが頬、マズル、喉、胸及び脚、同様に目の上、尾の付け根下で見られる。
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