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だっち・しぇぱーど・どっぐ
ダッチ・シェパード・ドッグ
- DUTCH SHEPHERD DOG (2023/2/20更新)
撮影:Alice van Kempen
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原産地
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オランダ
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用途
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コンパニオン・ドッグ及びシープドッグ
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沿革
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ダッチ・シェパード・ドッグの本来の役割は、田舎のシープドッグとしての役割であった。はるか昔からオランダには、とりわけ牧羊地に適した文化が根付いていた。犬は道路と田畑の境界をパトロールすることで、羊の群れを農作物から遠ざけていた。また、牧草地、マーケット及び港に向かう群れに同行もしていた。
農場では鶏が家庭菜園に近づかないようにしたり、搾乳のために牛の群れを集めたり、また牛乳配送車を引いたりしていた。また、農園に見知らぬ人が立ち入った場合は、それを農夫に警告したりもした。1900年頃、オランダでは羊の群れの大部分が姿を消した。ダッチ・シェパード・ドッグの多才な能力は犬の訓練に適しており、それによりこの犬種の人気が高まった。そのため、警察犬、捜索犬、足跡追求犬及び目の不自由な人のための盲導犬としての新たなキャリアをスタートした。しかしながら、ダッチ・シェパード・ドッグは今でもなお、羊の群れをハーディングすることができる。この犬種の最初のスタンダードの日付は1898年6月12日まで遡る。
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一般外貌
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中型で、中位の体重の、筋肉質な犬であり、力強く、均整の取れた体躯構成をしている。持久力に富み、陽気な気質で、利口な表情をしている。被毛により、この犬種はショート・ヘアー、ロング・ヘアー及びワイヤー・ヘアーのバラエティーのいずれかに区別される。
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習性/性格
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大変忠実で、頼りになり、常に機敏で、用心深く、活発で、独立心があり、粘り強く、利口で、従順、また真の牧羊犬として天賦の気質を持っている。飼い主と共に積極的に作業を行い、与えられた如何なる任務にも単独で対処する。
より大きな群れをハーディングする際は、他の複数の犬と共に作業する能力を兼ね備えていなければならない。
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毛色
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ブリンドル。地色はゴールドまたはシルバーである。ゴールドの色はライト・サンドからチェスナット・レッドまで様々である。ブリンドルはボディ全体、ラフ、ブリーチング及び尾にはっきりと見える。ブラックが多過ぎるものは望ましくない。ブラック・マスクが望ましい。
胸または足に大量のホワイト・マーキングがあるものは望ましくない。
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サイズ
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体 高
牡: 57cm - 62cm 牝: 55cm - 60cm
グループ(FCI10グループ)別
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