世界の犬
5G:原始的な犬・スピッツ
しこく
四国
- SHIKOKU(2019/2/27更新)
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原産地
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日本
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用途
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家庭犬
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沿革
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紀元前の古くからいた中型犬が祖先で、高知県の山岳地帯でイノシシを主とした獣猟犬として飼育されていた。別名を高知犬と呼ばれている。産地別に阿波系、本川系、幡多系の3つが存在していた。この中で飼育地の環境が大変僻地だったということから、本川系が最もその純粋性を保存することができた。頑強で、山岳地帯を疾走するのに適した跳躍力を持っている。被毛に胡麻色の多いことが特徴である。その地方名が犬種名になっている。1937年に天然記念物の指定を受けている。
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一般外貌
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均整がよくとれ、よく発達し乾燥した筋肉を有する中型犬で、立ち耳と巻き尾又は差し尾で素朴感がある。頑健な骨格で、よく引き締まっている。
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習性/性格
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持久力に富んでいる。感覚は鋭敏かつ精悍で警戒心に富む。猟欲が旺盛で、主人には従順である。
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毛色
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胡麻、赤、黒褐色。
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サイズ
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体高牡:52cm 牝:49cm
それぞれ上下各3cmまでとする。
グループ(FCI10グループ)別
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