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どご・あるへんてぃーの
ドゴ・アルヘンティーノ
- DOGO ARGENTINO(2019/3/8更新)
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原産地
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アルゼンチン
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用途
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大型獣猟犬
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沿革
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この犬種はアルゼンチン共和国の中央部に位置するコルドバ地方が原産である。作出者は有名な医者であったアントニオ・ノーレス・マルティネス博士で、氏の 犬に対する情熱は1928年に氏が命名した新犬種「ドゴ・アルヘンティーノ」の基礎を作り、スタンダードの確立に導いた。氏の数種類の純血犬種と「コルド バ原産の旧来の闘犬」を秩序だて異種交配することを基礎とした。この闘犬はとても頑強で、活力旺盛であったが、精神及び遺伝的な安定に欠けていた。この犬 種はマスティフ、ブルドッグ、及びブル・テリアによる異種間交配によって作出されたのものである。数世代を通して徹底的に詳細な性格の研究と選別によって ノーレス・マルティネス博士はついに最初の「新犬種」を手にすることに成功した。当初は闘犬として考えられていたが、すぐれた能力を発揮し、「大きな獲物 を捕らえる狩猟犬」となった。
この犬種は非常に多才となり、すぐれたコンパニオンであり、また忠実で立派な護衛犬で、この犬種の力強さ、粘り強さ、鋭い嗅覚及び勇敢さがいのしし、ペッ カリーやピューマなどの狩猟において特に優れている。
1964年5月21日にこの犬種はアルゼンチンKC及びアルゼンチン・ルーラル・ソサエティ(the Argentinean Rural Society)によって公認され、スタッド・ブックへの登録が開始された。
この犬種が最初のアルゼンチン原産犬種であるとしてFCIに承認されたのは1973年7月31日のことであった。作出者の兄弟で後継者である、アウグス ティン・ノーレス・マルティネス博士の尽力によるところが大きい。
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一般外貌
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モロシアンの典型的なタイプで、巨大ではなく、望ましいバランスがとれて、中型から大型の犬であり、外観は調和がとれ、頑強に見える。これは引き締まった 皮下組織を経てボディに付いた伸縮自在な皮膚の下で目立つ強力な筋肉による。静かだが確実な歩様であり、利口そうで、すばやい反応を示す。この動きから常 によい性格であることがうかがえる。愛情深い性格で、白がよく目立ち、肉体的な長所は真の運動選手であることを示す。
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習性/性格
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陽気で、素直で、控えめかつ友好的である。激しく吠えたてることはなく、常に力強さを感じさせる。決して攻撃的でなく、この特徴は厳重に守られる。支配力 を誇示するため、絶えず同性間でなわばり争いがおき、特に牡において顕著な習性である。狩猟では、賢く、静かで、勇敢である。
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毛色
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完全なホワイト。頭部の10%以上を覆わなければ目の回りのブラック又はダークな斑は一つに限り認められる。同様の構成をもつ2頭では、審査員はより白い方を選択すべきである。
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サイズ
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体高 牡:62~68cm 牝:60~65cm
グループ(FCI10グループ)別
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