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世界の犬
1G:牧羊犬・牧畜犬
ぼーだー・こりー
ボーダー・コリー
- BORDER COLLIE(2019/2/27更新)
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原産地
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イギリス
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用途
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牧羊犬
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沿革
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イギリス原産の牧羊犬の中でもっとも作業能力が高いといわれるボーダー・コリーだが、近縁のラフ・コリーほど優雅なスタイルや秀でた顔貌を持ち合わせていなかったため、純粋種としての認定が遅く、つい近年まで公認されなかった。FCIの公認は1987年である。
ボーダー・コリーの祖先犬は、8世紀後半から11世紀にかけてスカンジナビア半島を中心に発生したバイキングが、英国に持ち込んだトナカイ用の牧畜犬だっ たといわれている。その後、土着の牧羊犬やラフ・コリーの祖先犬と交雑し、19世紀末頃にはほぼ現在のタイプとなっていた。しかし、ラフ・コリーなどが ショー・ドッグの道を選択したのに対し、ボーダー・コリーは作業能力のみが重視されたため、牧場にとりのこされ、都市生活者や国外に知られる機会が少な かった。
ショーでワーキング・トライアルやオビディエンス・トライアルが実施されるようになってボーダー・コリーが見直され、晴れて公認犬種となった。
ボーダーとは、国境、県境という意味だが、イングランドから見るとスコットランドは辺境であり、辺境の牧羊犬という意味がこめられている。
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一般外貌
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均整のとれた滑らかなアウトラインは、質の高さと優雅さ、完全なバランスを示す。又、しっかりした体躯構成は耐久力のある印象を与える。粗野なもの、痩せているものは好ましくない。
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習性/性格
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鋭敏で、注意深い。又、責任感があり、聡明。神経質でも、攻撃的でもない。
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毛色
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様々な毛色が認められている。ホワイトが優勢であるのは好ましくない。
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サイズ
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理想体高 牡:53cm 牝:53cmより僅かに低い。
グループ(FCI10グループ)別
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