グループ(FCI10グループ)別
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最終更新日 2025年03月04日
オーストラリア
テリア
1880年頃、オーストラリアで、ヨークシャー・テリアにスカイ・テリアやダンディ・ディンモント・テリア、ケアーン・テリアなどの混血によって作られた犬種であるが、はじめの頃はオーストラリアン・シルキー・テリアとの区別が難しく、作業犬テリアとして、絹糸状のコートを嫌い、ボディ・コートの長さを5~6cm位にするため、スカイ・テリアとの交配を禁じて、固定した犬種である。イギリスでは1933年に公認された。
たくましく、地低く、体高よりも体長の方がかなり長い。テリア・キャラクターが濃く、注意深く、活発で、健全である。トリミングしない堅い被毛は、頸の周りにある胸骨まで達した明瞭なラフと、長い頑丈な頭部と共に、鍛え抜かれた、粗野な外貌を作り出している。
根本的にはワーキング・テリアだが、忠実さや安定した気質により、伴侶犬としても適している。
a)ブルーかスチール・ブルーかダーク・グレー・ブルーで、顔部、耳、ボディの下部、脚の下部と足、肛門の周辺(仔犬は例外)はリッチ・タン(サンディーではない)であること。色は濃く、明瞭なものほど良い。すすけた色は好ましくない。頂毛はブルーかシルバー、或いは頭部全体の色よりも明るいシェードが入っていること。
b)明瞭なサンディー或いはレッドで、すすけた色やダーク・シェードの入っているものは好ましくない。明るいシェードの頂毛は許容される。
c)いかなる色であれ、胸や足にホワイトのマーキングがあるのは欠点とされる。
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