ビアデッド・コリー

BEARDED COLLIE

最終更新日 2025年04月10日

FCIスタンダードNo.271

原産国

イギリス

用途

牧羊犬

沿革

英国の牧羊犬の歴史はきわめて古く、種類も多かったが、牧羊業の不振とともに多くの牧羊犬が姿を消し現在は6、7犬種だけとなった。この犬の先祖は約 2000年前頃からハイランド地方で飼育されていたようで、口ひげがあることからビアデッド・コリーと呼ばれているが、かつてはハイランド・ビアデッド・ コリー、スコティッシュ・ビアデッド・コリー、ときにはヘアリー・モード・コリー、スコティッシュ・マウンテン・コリーと呼ばれたこともある。雨や霧の中 での作業にも耐える全天候型の牧羊犬として知られ、家庭犬としても飼育されている。

一般外貌

引き締まった体躯で活動的な犬である。頑丈な体躯であるが、ボディの下には十分なスペースがあり、重くはみえない。快活で好奇心に富む表情はこの犬種の特徴である。

習性/性格

落ち着いた、知的な牧羊犬である。神経質であったり攻撃的ではない。

毛色

スレート・グレー、赤みがかったフォーン、ブラック、ブルー、様々な色合いのグレー、ブラウン、サンディ。ホワイトの斑はあってもなくてもよい。マズルか らスカル上へのブレーズ、尾の先端、胸、脚及び足にホワイトが見られる。頸のカラーは、肩の後方まで伸びてはいけない。ホワイトは後脚外側のホックより上 にあってはいけない。わずかなタンの斑は眉、耳の内側、頬、尾の付け根の下、および四肢の地色とホワイトが連なる部分では容認される。

サイズ

理想体高
牡:53~56cm
牝:51~53cm

全体的なクオリティ及びプロポーションがサイズよりも考慮されるべきであるが、過度に理想体高を越えるのは好ましくない。

グループ(FCI10グループ)別

下記のグループボタンから、ご覧になりたいグループを選択すると個々の犬について表示されます

TOPへ戻る