グループ(FCI10グループ)別
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最終更新日 2025年03月05日
写真提供:Ceskomoravská Kynologická Unie
チェコ共和国
元は狐やアナグマの狩猟に使用されていたテリア犬種である。今日は狩猟犬というよりは家庭犬及びコンパニオン・ドッグである。
チェスキー・テリアは、実用的な垂れ耳を持ち、グルーミング及び訓練が容易な、軽量で、脚が短く、健全なハンティング・テリアを作出することを目的とし、牡のシーリハム・テリアと牝のスコッチ・テリアを計画的に交配し、作出された犬種である。1949年にプラハ近郊のクラノヴィツェ出身のFrantisek Hork氏がこの犬種の特徴を固定するための改良に着手した。1959年に初めて出陳され、1963年にFCIに最終公認された。
脚が短く、長毛で、小さめの垂れ耳を持ち、長方形で構成のしっかりした、筋肉質なテリアである。
調和が取れ、攻撃的でなく、元気で、快活なコンパニオンであり、訓練が容易である。見知らぬ人物に対しては、よそよそしいが、落ち着いた優しい気質である。
2つのカラー・バラエティーがある。
・ グレー・ブルー
生まれた時の仔犬の毛色はブラックである。
・ ライト・コーヒー・ブラウン
生まれた時の仔犬の毛色はチョコレート・ブラウンである。
両方のカラー・バラエティーに於いて、頭部(髭、頬)、頸、胸、腹、脚及び肛門周りにあるイエロー、グレーまたはホワイトのマーキングは許容される。時々頸周りがホワイトのものや、尾先がホワイトのものもいる。しかしながら、ベースカラーが常に優勢でなければならない。
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