ピレニアン・シープドッグ

PYRENEAN SHEEPDOG

最終更新日 2025年03月17日

FCIスタンダードNo.141

原産国

フランス

用途

ピレネーの農場や牧場で使用されるシープドッグ

沿革

この犬種は、20世紀初頭まで犬界に知られていなかったため、その起源は定かでない。ピレネーの谷々に様々なタイプの犬がおり、サイズや被毛に大きな違いがあったが、習性や性格は同じであった。1921年から1925年の間に最初の公式なスタンダードはBernard Sénac-Lagrange氏によって作り上げられた。最初の修正は氏の任期中に行われ、その後はCharles Duconte氏及びGuy Mansencal氏によって行われ、2001年以降はレイモンド・トリケ氏と密に協力しAlain Pécoult氏が行っている。

一般外貌

小さな体躯から大きな活力が生み出される。常に警戒心があり、抜かりなく用心深い様子に加えて、動作がたいへん活発であることが、この犬種の特徴を比類ないものにしている。

習性/性格

小型の犬で、勇敢で、機敏で、率先して行動する能力があり、主人に対してはたいへん忠実である。自発的な決断力があり、またこの犬種の活力を良い方向に導き、賢さと活発さから最良のものを引き出すためには、通常適度な威厳を持って接することが必要である。他人に対しては、しばしば警戒心を抱く。

毛色

フォーンには様々な濃さがあり、ブラックのオーバーレイがあったり、時には前胸と脚に少しホワイトが入ることがあったりする。グレーには様々な濃さがあり、しばしば頭部、前胸、脚にホワイトが入る。ブルーの地にブラックの斑が散ったもの(ハールクインもしくはスレート・グレー)。またブリンドル、ブラックもしくはブラックにホワイトの斑もある(斑は多くない)。単色が好ましい。

サイズ

体高
牡:42~48cm
牝:40~46cm
完全なタイプである場合、±2cmは許される。

グループ(FCI10グループ)別

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