訓練試験/公開訓練試験

訓練試験とは、犬の訓練レベルが各課目の習熟度に達しているかを見るテストです。

訓練試験には家庭犬訓練試験(CD)・警備犬訓練試験(GD)・FCI国際作業犬試験(IGP)・同伴犬訓練試験(BH)・オビディエンス試験(OB)があります。

試験合格後に登録手続きを行うと、合格証書が発行され、愛犬の血統証明書に「訓練資格」が記載されますので、永久に記録として残すことができます。

おもな訓練試験

訓練試験の種類レベル試験課目数受験料
コンパニオン・ドッグ
家庭犬訓練試験(CD)
CD I(家庭犬初等科)規程2+選択3=5各科目とも1科目につき
5,400円/1頭
CD II(家庭犬中等科)規程7+選択3=10
CD III(家庭犬高等科)規程14+選択6=20
CD X(家庭犬大学科)規程20+選択10=30
ガード・ドッグ
警備犬訓練試験(GD)
GD I(警備犬訓練試験I)嗅覚作業
GD II(警備犬訓練試験II)服従作業
GD III(警備犬訓練試験III)防衛作業(II・III)
国際作業犬試験(IGP)
(FCI規程による)
IGP I(FCI国際作業犬試験I)足跡追及作業
IGP II(FCI国際作業犬試験II)服従作業
IGP III(FCI国際作業犬試験III)防衛作業

各課目における得点が60%以上でかつ合計得点が70%で合格となり、得点に応じた評価がなされます。
※CDⅠにおいてのみ紐付きの作業が認められています。(基本的な課目については「訓練競技会」を参照してください)

警備犬訓練試験の「嗅覚作業」の課目は足跡追及と臭気選別があり、どちらかを選択して行います。
基本的には、やさしい科目から難しい科目へと、順を追って受験しなければなりませんが、複数の科目を同時に受験することも可能です。

課目について

訓練試験課目は、こちらからダウンロードしてご覧ください。

訓練試験を受験してみましょう

受験資格は、本会会員の所有者名義で、生後9カ月1日以上の本会登録犬であれば受験可能です。
また、本会会員の所有する生後9カ月1日以上の本会非公認犬種・非公認団体登録犬・交雑犬であってもCD、BHは受験が可能です。

競技会は順位を競うものですが、試験は訓練習熟度を確認できるので、「力だめし」のつもりで受験されることをおすすめします。

おもな受験会場は、JKC公認訓練所、または最寄りの訓練競技会及びドッグショーで併催される「公開訓練試験」会場となります。一度見学されることをおすすめします。※イベントスケジュールのページで「イベントを種類で探す」欄から「公開訓練試験」を選択して検索してください。

お問い合わせ

一般社団法人ジャパンケネルクラブ 技術事業課

03-3251-1656

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